まだ間に合う“私との信頼関係”のつくり方―「やってるつもり」から抜けて望む現実を動かす習慣―

心や具現化の学びを始めた方が、最初にぶつかる壁があります。
それは「やってるつもり」なのに、何も変わらない現実。
「知ってるし、ちゃんと実践してるつもりなんだけど…」
そう感じる方は少なくありません。
でも、“つもり”のままでは、望む未来は動きません。
なぜなら、“知識”と“体感”の間には、大きな隔たりがあるからです。
知識を現実に活かす鍵は「体感」にある
たとえば、『周りから大切にされたいなら私が私を大切に扱いましょう』とよく言われます。
講座や本、SNSなどで何度も目にし、頭では理解しているかもしれません。
でも、それを“本当にやっているかどうか”は、別の話です。
「自分を大切にしてるよ」と言いながら
- 休みたいのに無理して働いたり
- 我慢ばかりして人に合わせたり
- 心の声を聞く前に、損得で判断してしまったり…
そんな毎日を送っていませんか?
それでは、“大切にしているつもり”のまま、何も変わらないのです。
「私を大切にする」ってどういうこと?
それは今この瞬間の私の声を聴いて、叶えてあげること。
難しく考えなくても大丈夫。
たとえば
- 疲れたと感じたときにちゃんと休む
- 嫌だなと感じた相手に無理して笑わない
- ふと浮かんだ「これしたいな」を見逃さずに動く
それだけでも、心との信頼関係はぐっと深まります。
【セルフチェック】今日1日を振り返ってみて
ここで、あなたの“心とのつながり度”をチェックしてみましょう。
- 今日、何回「私の心」に意識を向けましたか?
- どれくらい「心の声」を聴けましたか?
- その声をちゃんと叶えてあげましたか?
- 「心地よさ」を最優先できた瞬間はありましたか?
モヤモヤしたときに心に耳を傾けるのは、いわば初級ステップ。
でも、現実を変えるためにはその先にあります。
普段から“何もない時”にも、心との対話を重ねることが重要なんです。
心とのコミュニケーションは「習慣」で育つ
「意識していないだけで、実は心の声を聴いてるかもしれない」
そう思うかもしれませんが、無意識のままでは信頼は育ちません。
たとえば、毎日顔を合わせているけど、まともに話したことがない同僚と心のつながりを感じるでしょうか?
それと同じで、心との信頼関係も、意識的なやりとりの積み重ねが必要なんです。
地味なように見えるこの取り組みこそ、実は具現化の核心。
意識的に「今この瞬間の私」にフォーカスすること。
これが、望みを叶えるための最短ルートです。
“地味だけど効く”それが心との対話
SNSのキラキラした投稿や、すごい人の成功例を見ると、「もっとすごいことをしなきゃ」と思ってしまうこともありますよね。
でも、現実を本当に動かすのは、毎日の小さな選択の積み重ねです。
目立たないし、映えないけど、効果は絶大。
これを“ちゃんとやってる人”は、やっぱり変化していきます。
しかも、無理なく自然に、自分らしく、です。
心とつながるほど世界はシンプルになる
「自分を大切にする」ことは、エフィカシー(自己効力感)を高めることにもつながります。
逆に、それができていないと
- 自分責め
- 無意識の自己否定
- 過剰な頑張り癖
…といった状態から抜けられなくなるのです。
でも、心の声を聴いて叶えてあげることを本気で始めると、「なんだ、人生ってこんなに楽だったんだ」と心の底から思えるようになります。
そして、そこから望む現実がスルスルと動き出します。
具現化は、軽やかで、シンプルなものだったと気づくでしょう。
今この瞬間の“私”と手をつなぐことから
あなたは今、自分を大切にできていますか?
胸を張って「できてるよ」と言えますか?
私は正直できていませんでした。
でも、今は本気で“私との信頼関係”を築いている最中です。
地味で見えにくいことかもしれないけれど、ここに人生を変える力があると確信しています。
望む未来を現実化するために、まずは「今この瞬間の私」にしっかり意識を向けることから始めてみませんか?
未来は、いつも“今”の積み重ね。
本気で自分の心と向き合ったとき、世界は驚くほど勢いよく動き始めます。