知識を“わかる”から心で“体感する”へ—願いを叶えるための真の一歩

自己成長のために本を読んだり、セミナーに参加したり、動画で学んだり。
たくさんの「なるほど」を手に入れたのに、現実が動かない。
そんなとき、人はこう思いがちです。

私には才能がないのかもしれない
ちゃんとやってるのに、やっぱり私は変われないんだ
でも実はそれ、あなたの努力不足ではなく、“受け取り方”にすれ違いがあるだけなのです。
「知っている」と「できる」のあいだには段差がある
私たちは何かを学ぶと、それを“わかった”と感じます。
でも、「知っていること」と「実際にできること」は、まったく別のステージにあります。
たとえば
- 「感情を大切に」とはわかっていても、いざ怒りが湧くと飲み込んでしまう
- 「自分を大切に」と言われても、何をすればいいか迷ってしまう
これは、「頭でわかった」ことが「心で実感できていない」状態。
その間には、“体で感じる”という一段が抜けていることが多いのです。
なぜ「感じること」がそんなに大事なの?
知識は、たしかに重要です。
でも、知識だけでは現実は動きません。なぜなら、日々の選択や行動を決めているのは、頭ではなく心の反応だからです。
たとえば
- 「これは違う」と感じるとき、理屈より先に身体がこわばる
- 「これ、好きかも」と思うとき、言葉より先に胸がポッとあたたかくなる
こうした微細な感覚を拾えるようになると、選択の質が変わります。
そして、その積み重ねが人生の流れを変えていくのです。
虹視力®で重視している「感覚を使う日常の実験」
私の提供している虹視力®では、知識を深めるだけでなく、日常のなかで“感じること”を意識してもらうようにしています。
どんなに素晴らしいことを学んでも、それが“自分の感覚”として定着しなければ、人生には反映されません。
以下のような、小さな実験が効果的です。
- 今日世界が終わるとしたら今何をするかを常に意識すること
- 憧れの人やなりたい雰囲気を纏っている人を見たときその人が感じているであろう感覚を想像して体感すること
- 未来のビジョンを観るとき『心が震える』という感覚を大切にすること
「今日が最後の日だったら?」と問いかけてみる
「この仕事、やりたいって思えてる?」
「本当は、誰に何を伝えたい?」
一日一回でもこの問いを持つと、自然と本音に近づく思考や選択が増えていきます。
行動が、“頭で決めたこと”から“心が望んでいること”へと変わっていきます。
憧れの人が感じているだろう感覚を想像してみる
ステージに立つ大好きなスター、あの人みたいになりたいと憧れる人。その人たちが自分もああなりたいと思う姿の時の感覚って何を感じているんだろう?
感覚や感情は誰もが同じものを持っています。
「あの人みたいになりたい」
そう思ったときは、その人が感じていそうな感覚を一緒に感じてみましょう。
これだけで、あなたのいるステージそのものが変わります。
つまり、心が「こう感じたい」と思っている方向へ、身体が協力してくれるようになるのです。
ビジョンに“心が動いているか”をチェックする
「理想の未来」を言葉で並べたとき、それを思い浮かべて「ワクワク」できていますか?
もし、何も感じないなら、それは他人から借りてきた理想かもしれません。
心が反応しているかどうかが、“本当の願い”の見極めポイントになります。
実践してこそ具現化を起こす体感を掴める
虹視力®カウンセリングで『日常での実験を楽しむ』ということをお伝えしているのは、知識を頭で理解したら、その知識を実践して体感を掴むということの方が具現化には重要だからです。
私もこんな仕事の仕方をしたいなぁとか、こんな周りの人からの見られ方をしたいなぁと思った方のセッションを受けて、この『わかったつもり』を手放すことにしました。
今やっているのは毎日私の感覚に意識を集中させること。
今までもやっていたことと何ら変わらないのですが、唯一変わったのは頭でやるのではなく心でやること。
- 感覚が研ぎ澄まされていく
- 今までと同じ感情を感じてもより深く感じることができるようになる
- 取りこぼさず拾いたいという気持ちが強くなる
根拠はないけれど、これで現実が変わらないわけないよなぁという感覚も大きくなってきました。
おかげさまで今まで悩みと思って意識を向けていたものも正直どうでもよくなって、これからが楽しみ♪という感覚に変わり、自分の雰囲気や在り方が大きく変わってきた実感があります。
体感がわかると願いが叶うことはスムーズになる
虹視力カウンセリングは誰一人として同じ具現化法はないと言っています。
これは使う人それぞれで、願いの叶え方の好みが違うからです。
あなただけの願いの叶え方を体感することは、ある意味具現化のコツを掴むということ。
この感覚さえ掴めれば、願いが叶っていくのは自然な流れになります。
正解なんてない、自分の感覚が“すべての入口”になる
ここまで読んで、「私には体感なんてよくわからない」と思った方もいるかもしれません。
でも大丈夫。
最初から大きな感動や気づきを得られる人は、ほとんどいません。
むしろ大切なのは、「今、何を感じてる?」という小さな問いかけを繰り返すこと。
- 「なんとなく落ち着かない」
- 「今日は少し軽やかかも」
- 「この人の言葉、ちょっと苦手だな」
こうした小さな反応を拾うことが、感覚を目覚めさせる第一歩になります。
「体感」はあなたの人生を進める本当のエンジン
頭でわかっているだけでは、人生はあまり動きません。
でも、「具現化のコツ」を体感できるようになると、無意識にその仕組みを使いこなすことができるようになります。
最初は小さな変化かもしれませんが、積み重なると確実に人生が変わっていきます。
日常での実験を繰り返して、あなだたけの願いの叶え方を体得してください。